「moonWing〜翼の行方〜」 は全10場構成となっております。
今回の見所は、出演者3名によるそれぞれの場の担当。
各自の個性が色濃く出たシーン構成をお楽しみ下さい。

舞台写真はこちら

♪マークは、劇中で使用されている楽曲タイトルです。

総合構成・演出  中野 圭子

第1場 Plorogue 霞月

♪ 「moonWing」


第2場 夜与の月    脚本・作詞  梦月 楓

♪ 「とおりゃんせ」
♪ 「浅春のみぎり」
♪ 「惜春のみぎり」
♪ 「炎熱のみぎり」
♪ 「深冷のみぎり」


第3場 月の夢

明日ばかりを見るレンと、昨日ばかりを見るセイ。
全く正反対の性格をした二人は、お互いの行動に苛立ちを隠せない。

しかし、セイとレンが見た夢は、そんな彼らの中に小さく謎めいて積もっていく

♪ 「Quick and Slow」


第4場 Luna Diamante  構成  桜華 けい

幻の宝石ルナ・ディアマンテが発見された!
ニュースを聞きつけた百戦錬磨の宝石泥棒2人と刑事。
美術館に展示されたルナ・ディアマンテを巡っての大騒動!

幻のダイヤモンドは、一体誰の手に!?

スタイリッシュなダンスストーリィをお楽しみください。

♪ 「Luna Diamante」


第5場 ただこの想いを  構成・作詞  葵 かずき

傍にいる。
そんな当たり前のことに気付かずに、大切な人に言葉を忘れていませんか。
貴方が今の貴方であるために出逢ってきた全ての人たちと、
これから出逢う全ての人たちに、惜しまず伝えてください。
そして自分自身へのエールを忘れないでください。

笑顔でいるために。
力強くいるために。

貴方を包む全てのものに、ただこの想いを伝えます。

♪ 「ただこの想いを」


第6場 月の子

今作品「moonWing〜翼の行方〜」の中核となるオリジナル・ミュージカルをお届けします。


永遠を生きる二人のヴァンパイアは、人間に迫害され追われる日々を繰り返していた。
それはいつの時代でも変わらず、青年カルマがマリアの手によって
ヴァンパイアになったその日から続いている。

そして、遠くない未来のある街。

二人は変わらず人間に追われ、マリアは遂に凶弾に斃れる。
パートナーであるマリアを失い、永遠の孤独を恐れたカルマは人間の子ルシスと出会う。
ルシスは無法地帯のその場所で生きていくストリートチャイルドだった。

カルマを救ったルシス。彼の人生に添い生きているカルマ。
そして、永遠の輪から外れた筈のマリアの面影を残す少女、キラとの出会い。

ささやかに穏やかな時間が流れるある日、ルシスの抗争に巻き込まれて、
カルマは人間を食い殺して姿を消す……。

「俺は化け物だから、こんな風にしか生きられない」
「俺はお前に会いたいよ」

永遠の時間の中でただ一人、生きることもなく死ぬことさえ出来ず、
ただそこに在るしかないカルマを想いながら、輝かしい生命力で人生を生きるルシス。

やがて、彼らが再び出会う日がやってくる。

Act.1
♪ 「幕開き」
♪ 「儀式のワルツ」
♪ 「異端狩り」
♪ 「ストリートチルドレン」

Act.2
♪ 「旅路の果てに」
♪ 「Moonlight Selenade」
♪ 「旅路の果てに(リプライズ)」
♪ 「覚醒」
♪ 「時が過ぎても」

Act.3
♪ 「亡き王女のパヴァーヌ」

Act.4
♪ 「月に抱かれて」


第7場 朧月夜

二人の魂は、決して離れる事はない。
どんなに抗っても、どんなに恨んでも、どんなに望んでも。

そこに在ることが当然であるような同一性。
そこに在ることが違和であるような乖離性。

二人を繋ぐ糸は決して途切れる事がなく、永遠に引き合い、
やがて自己か他人かと錯覚さえするような眩暈に襲われる。

結束の絆……人は、或いはそれを運命と呼ぶ。

(第6場 月の子 Epilogue、Act.5)
♪ 「Spanish Dance」


第8場 昼の月 夜の月

螺旋のような迷いの中で、セイレーンは訴えかける。

人の営み。時間の流れ。真実と虚無。

全てはただある一つ存在に基づいて流れている事を。
そして、それに気付いて欲しい事を。

セイレーンの言葉をまだ見つけられないセイとレンは、
ただがむしゃらに迷い続ける。

それが生きている証だというように。

足元に咲く花も、気付かなければ踏みにじるように
二人が気付かない間に、彼女はやがて
力尽きて果ててしまう。

(第6場 月の子 Epilogue、Act.6)
♪ 「誓約」


第9場 幻想の死……そして復活へ

昨日を想うこと。
明日を見つめること。

そして、もう一つ大切なこと。

その存在こそが根底であることに、二人は漸く気付き始め
今までになかった 「いま」 へと昇華させてゆく。

♪ 「Full Moon」


第10場 Epilogue 満月

空の色が変わり、時間が流れていく。
人も変わり、自分も変わっていく。

螺旋に続くその時間に、何も見失うことのないように、
変わる姿を見せながら月はそこに在る。

セイとレンが見つけた真実に、
貴方も気付くことができますか……?

それは、忙しい日々を生きるあなたのすぐ傍に、ただ静かに気付かれるのを待っているかもしれません。

移ろい行く月のように。
あなたの大切な人のように。