第1場 Prologue 霞月

なぜ 歩いてる  止まることなく 
どこへ向かうのか  判らず

なぜ 歩いてる  時を惜しみ
どこへと向かうのだろう  留まることもなく

翼の行方を 探し続けてる


なぜ ここにいる 永久を生きて
いつまで待ち続ける 月影に隠れて

翼の行方を 探し続けてる
時の流れさえ 今は見えなくて


なぜ 生きている  迷いつづけ
暗闇の中を  彷徨い

なぜ 生きている  悩みながら
ただ求めつづけてる  留まることもなく

翼の行方を 探し続けてる
時の彼方まで 君と何処までも

第2場 夜与の月

浅春のみぎり
水底たゆとい 泡立つ 原始の海
果てない 命も儚き 氷結の夜


この空 元つ月夜に
祈りて 無限の星


夜毎に まどろむ 射干玉の 蜃気楼
暁 雪消え やがて逢う人想ふ 夢

惜春のみぎり

桜舞い散る春に 生きる喜びを

花残の月に なお愛しく
早苗の月の命 ひたむきにただ 生きてぞこそ
風待の月に吹く 君の心 道標

桜舞い散る春に 消える哀しさ

深冷のみぎり

傍にありて 遠つ國に居り 心におりて 此処に居ぬ
やがて澄み切る 心の瞬間
浮かびて添わん  神有の月

月も人も 貴方を巡り 守る
豊かに優しく 包んで


やがて迎える凋む月  静かの眠り
月が凋みて来るは闇  いつもただ在りて

果つる月は時を待つ
君の始まり (私の始まり)


許し許されて 幾度でも  繰り返す命の糸
まるでいつか見た深い空 浮かびて光る 永遠の月

第3場 月の夢

Slow Slow Quick Quick
明日の事を考えよう
Slow Slow Quick Quick
昨日の事も大切さ
Slow Slow Quick Quick
どちらが一番大事か?
急いでばかり のんびりするなよ

昨日を思い出し (明日の事を考えなきゃ)
今日の自分を  (歩き出す事は出来ない)
思い返してみよう(明日を考えて安心)

今日はいい日だ

Slow Slow Quick Quick
明日の事を考えよう
Slow Slow Quick Quick
昨日の事も大切さ
Slow Slow Quick Quick
どちらが一番大事か?
急いでばかり のんびりするなよ

第5場 セイの月

ただこの想いを

あふれるこの想いを ただ君に伝えたい
言葉に尽くせぬ愛 いつも感じていると

優しさはこの胸に 届いてる事さえも
伝える言葉を知らず ただ黙って立っていた

明日を夢見る時さえも そっと背中押してくれる
返りこない思い出も 全て今から

伝えていくよ 確かな愛 感じ
いつか旅立つ時が来ても

思いの丈を 素直に伝えたい
いつも包んでくれる あなたへ


悲しい思い出さえ 幸せにしてくれた
出会った全ての愛に ただ包まれここに来た

遠く離れていても 信じてるその愛を
決して途絶えぬ道は 明日へ続いてる


翼広げ 青い空へ

第6場 月の子

旅路の果てに

人はどこから生まれ来て
どこへ行くのだろう?
長い旅路の その果てに
何が待っている?

鳴き声と共に産まれ落ちた時から
心は目ざめ、鼓動を始める


悲しい波
優しい風
厳しい日差し
癒しの月
いつか夢になる時へ
季節は巡り 時は過ぎ行く


誰も誰も抗えず ただその時を待つのみ

時が過ぎても

時が過ぎ行く 今
止まった時間 空しく見つめる

時が過ぎ行く 今
刻み続ける時間 追いかけて

時が過ぎ行く 今
流れのままに

どうしようもない この思い
変わらない この世界
動く事も止まる事も出来ず
佇むだけ


生きる事もなく
死ぬ事も出来ず
俺は何? 俺は誰?
どこをさがせばいい

月に抱かれて

月の夜 ふと懐かしむ
優しい心 過ぎ去った日々
癒され眠る 今 星空に抱かれて

流れ星は 誰かの想いを届け
星の瞬きは 誰かの涙を伝える


やがて空は白み 朝がやってくる
陽が昇り 新しい夜明け

全て生まれ変わる 今 誕生の瞬間
月は姿を隠し 星の下の命は
永遠に消え去る


優しい想い出と 一筋の涙残し
陽の光を浴びる時を信じ         
いつか
どこかで
きっと……

第9場 Epilogue 満月

Full Moon

過ぎていく時間に ただ立ち尽くして
移ろう人の心 何も出来ずに怯えて

生きるための 術を探し
昨日思い 今を感じ 明日 見つめてる

真実はいつも 心にあるから
月影に抱かれて 時の彼方まで 行こう


泣いた夜はいつも
傍には あなたがいた

僕は幼すぎて
何も気付かず 傷付け

生きるために 大切なこと
心求め 愛を信じ もう 失いたくない

真実はいつも 心にいる人
月影に抱かれて 時の彼方まで 想う


生きるための 術を探し
昨日思い 今を感じ 明日 見つめてる

真実はいつも 心にあるから
月影に抱かれ 時の彼方まで 想う